商学部

タイのパンヤピワット経営大学の学生5名が2週間のインターンシップを実施しました

【グローバルインターンシップ】就業体験・ゼミ交流など充実したプログラムになりました


 商学部では2014年よりタイのパンヤピワット経営大学(PIM)と連携を結び、インターンシッププログラムを実施しています。
 本プログラムは、グローバル・プロフェッショナル・プログラム(GPP)の一環で、PIM学生を受け入れる一方、本学学生をタイに派遣する、双方向型のグローバルインターンシップとなっています。日本でのインターンシップ受け入れは2019年度以来の開催となり、各インターンシップ先をはじめとする関係者の皆様のご協力の下、無事に終えることができました。
 また、2024年9月1日~9月15日(予定)にかけて、商学部生がタイ(PIM)へ派遣されます。プログラムのさらなる充実と発展に向けて、引き続き、本学とPIMの関係強化を続けます。

*実習1週目*

積極的な授業参加


 商学部の斎藤正武教授、二宮理佳教授、高岡正人教授の授業に参加し、日本語やビジネスマナーを学びました。ゼミに参加した際には、タイと日本の文化や食事、アニメや旅行などの会話で盛り上がりました。PIM学生は、「友達ができた!」、「日本語で会話するのが楽しい!」など、非常に楽しい様子でした。また、キューピー株式会社のマヨテラス(仙川)へ見学に訪れ、ポテトサラダの試食や記念品をいただくなど、貴重な体験をしました。

初めての業務体験


 中央大学生活協同組合で、食堂、店舗営業、総務の業務などを行いました。店舗営業では、日本のお菓子やグッズなどに興味を示していました。初めて業務を体験する学生もおり、疲れを見せる一面もありましたが、「商品をきれいに並べるのが楽しい」、「難しいけど勉強になる」と真剣に取り組んでいました。また、従業員の方からは、「全員が自分で考えて働いてくれる」、「ぜひまた来てほしい」などといったお言葉をいただきました。
 

各インターンシップ先での交流と業務体験


 PIM学生たちはそれぞれ、小学校・中学校・飲食店で4日間のインターンシップを行いました。学校インターンシップでは、子供たちや先生方と積極的に交流することで、日本とタイの教育の違いや文化の違いなどを理解することができました。飲食店でのインターンシップでは、日本人の仕事に対する丁寧さや、お客様との接し方など、「日本で働くこと」について理解することができました。(学生へのインタビューより)

発表会と懇親会


 プログラム最終日には、Gスクエアにて、本学学生や商学部教職員の前で、インターンシップでの成果について発表しました。発表はすべて日本語で行われ、聴講者からの質問に対しても日本語で回答し、2週間という短い期間の中でも、日本語スキルが上達した姿が見られました。
 発表後には、商学部生を交えた懇親会が行われました。はじめに、井上商学部長より本プログラムの修了書が授与され、PIM学生たちの喜ぶ姿が見られました。その後、斎藤教授の乾杯の挨拶で、商学部生・教職員との食事を楽しみ、本プログラムの全日程を終了しました。

★PIM学生(教養学部ビジネス日本語学科)のみなさん


■3年生
 Mr. Chayutapong Marneerat(フィーファー)さん 
 Mr. Kridtithee Jannim(プーン)さん

■1年生
 Miss. Sirikan Amplang(ビュー)さん
 Miss. Pattranid Sangjam(アーンジー)さん 
 Mr. Akkarachai Samgkhamchai(エーテン)さん

★お世話になったインターンシップ先


八王子市立第三小学校、八王子市立川口小学校、八王子市立川口中学校、三鷹市立第四中学校、三鷹市立第五中学校、セコンド、キューピー株式会社、中央大学生活協同組合