商学部

市場教授が体操競技「第2回国際マスターズチームカップ」に出場し、日本チーム2位に貢献しました

商学部の市場俊之教授が、マサチューセッツ工科大学(MIT=Massachusetts Institute of Technology)で開催された体操競技「第2回国際マスターズチームカップ」に出場し、2位となった日本チームに貢献しました。個人総合は22位でした。

大会情報

大会名:第2回国際マスターズチームカップ II. International SENIORS GYM TEAM CUP 2024
場所:アメリカ・マサチューセッツ州 ボストン
成績:日本チーム2位、個人22位


「ドイツー日本ーイギリスーアメリカ」による「4ヶ国対抗戦(男女)」として開催され、30代から70代以上までの選手が出場した。(女性はアイルランドチームを合わせ5ヶ国)

つり輪|市場教授 競技映像

跳馬|市場教授 競技映像

平行棒|市場教授 競技映像

教員コメント

体操競技に関わって50年以上、前回の2023年10月のドイツ大会に続いて“JAPAN”を背負いました。オープニングセレモニーなし、単刀直入に競技が始まりました。選手ごとかもしれないし、お国柄かもしれませんが、30歳から超70歳のマスターズ大会、個性的な演技が披露されました。左足アキレス腱に問題を抱えていた私ですが、全6種目を無事に終えました。試合終了後のジムで、ピザとノンアルコールドリンクのパーティーに移り、その最中に表彰式でした。次は2025年初夏、再びドイツの予定です。

MITでは試合の前日、50mと25m併設の室内プールで泳ぎました。また、Harvard大学のスポーツ施設を見学しました。そのスケールの大きさに驚きました。MITもHarvardも世界一流の大学ですが、「研究と教育には『フィジカルフィットネスが欠かせない(誤訳かもしれないが、「健全なる精神は健全なる身体に宿る」≒文武両道?!)』と信じ、多くの教職員・学生がスポーツに親しんでいるのではないか」という強烈な印象を受けました。前回も書きましたが、「さあ学生諸君、どんな分野でも構わない。異文化に直に触れてカルチャーショックのシャワーを浴びよう!そして新たな自分に気づこう!」


市場 俊之 教授[担当科目:健康・スポーツ(トランポリンほか)、スポーツ科学(スポーツの歴史と動きの見方)など]

中央大学教授、スポーツ運動学専攻。スポーツ史にも高い関心を持つ。1957年宮城県柴田郡大河原町生まれ。宮城県白石高等学校から一浪後、東京学芸大学へ進み、同大学大学院修了。その後、当時の西ドイツ・チュービンゲン大学に7年間留学。1993年4月から中央大学。1999年4月から中央大学在外研究制度により、再びチュービンゲン大学にて研究生活を送り、著書『男子体操競技』の底本となる学位論文を仕上げる。中学入学と同時に体操競技と出会う。中学時代は東北大会、高校時代はインターハイ参加のみ。大学時代にはアキレス腱を断裂するも、インターカレッジ2部で入賞経験あり。ドイツ時代も含め、今なお現役選手としてマスターズ大会に参加し続けている。

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