国際経営学部

【国際経営学部】2024年6月3日、「ダイバーシティマネジメント論」(担当教員:本学部教授 堀)において、NTTコムエンジニアリング株式会社サービスネットワーク部テクニカルマネジャー岡田譲氏をお招きし、特別講義を行いました

NTTコムエンジニアリング株式会社 岡田譲氏

2024年6月3日、国際経営学部「ダイバーシティマネジメント論」(担当教員:本学部教授 堀)において、NTTコムエンジニアリング株式会社サービスネットワーク部テクニカルマネジャー岡田譲氏をお招きし、「情報通信業界におけるダイバーシティマネジメントの取り組み」について特別講義を行いました。

日本と世界をつなぐ国際海底ケーブルを、24時間365日監視運用保守しているCable Network Operation Center (Cable NOC) は、11ヵ国のメンバー(外国籍7割)で構成されています。国籍、年齢、宗教等のバックグラウンドが異なるメンバーが、お互いを尊重し合い、認め合って、ダイバーシティ&インクルージョンを実現していることを、海外での17年間の業務経験を交えてお話いただきました。さらに、グローバル社会で必要な人材や異文化について海外生活のご経験から具体的にご説明いただきました。多様化するグローバル社会での組織やチームのあり方を学ぶ良い機会になりました。

国際海底ケーブル運用チームのダイバーシティマネジメントの取り組みに加え、全社的なSDGsへの取り組みの一環としてアフリカのマラウイ及びネパール出張時のご経験をご紹介いただきました。2023年3月SDGsの社内取り組み(社内公募)として現地でソーシャルビジネスを推進する事業を行い、ここにもダイバーシティ経営の観点が不可欠であることを、現地事情を交えてお話いただきました。

今後も国際経営学部では、実務の最前線で活躍されている専門家の講義や対話の機会を設け、探求心を刺激し視野を広げる学びを展開し、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。