国際経営学部

国際経営学部「グローバル化と競争法」(担当:国松麻季)において株式会社poliseeの水越尚子弁護士にご講義いただきました

国際経営学部の専門科目「グローバル化と情報法」(担当:教授 国松麻季)では、6月14日、株式会社polisee Co-founder/Chief Strategy Officerの水越尚子弁護士を特別講師としてお迎えし、「情報に関わる政策形成とビジネスへのインパクト」と題してご講義いただきました。

ビジネスの立場から政策形成過程に関心を持つべき理由について履修生に問いかけに続き、法制定・政策立案のライフサイクルへの理解を促し、政策立案過程での重要な局面やプロセス、アジェンダ設定、マルチステークホルダープロセスについて詳述いただきました。個人情報保護法やセキュリティ・クリアランスなどの最新の事例の説明ののち、今後日本において具体的に議論されていくことが想定されるAI新法を素材にグループワークを行い、様々なステークホルダーの立場から活発な議論を展開していただきました。

履修生からは、政策立案過程に参画する方法などについて質問があったほか、「法律そのものだけでなく、成立段階の過程を知ることができ、興味深かった」「AI新法に関するワークから、急激に進む中で法律制定が難しいAIについて考えることができた」など、さまざまな感想が聞かれました。

今後も国際経営学部では実務の最前線で活躍される専門家との対話の機会を設け、探求心を刺激し視野を広げる学びを展開し、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。