国際経営学部

国際経営学部3年の専門演習Ⅱ(担当:国松麻季)は、スマートシティ・プロジェクトの一環として、成子天神社を訪問しました

2024年6月3日、国際経営学部の専門演習Ⅱ(担当:教授 国松麻季)は、スマートシティ調査研究プロジェクトの一環として、成子天神社を訪問しインタビュー調査を行いました。

国際経営学部は、一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの賛助会員としてさまざまな活動を行っています。その一環として、専門演習Ⅱ(国松麻季担当)では、スマートシティを題材に、グループワークによる課題発見と解決策の検討を進め、7月16日はスマートシティ・インスティテュート主催のウェビナーにおいて研究発表を実施する予定です。

今回は3名の学生が、東京都西新宿にある成子天神社を訪問し、運営にあたっての課題や、寺社のキャッシュレス決済サービスの導入についての見解についてインタビュー調査を行いました。成子天神社は神社本庁の協議を待ってからキャッシュレス決済サービス導入是非を決定することを前提としたうえで、キャッシュレス決済サービスの導入をする寺社のメリット・デメリットの見解について、賽銭・授与料で発生する両替手数料の課題についてお話していただきました。成子天神社では両替手数料を抑えるべく、近隣の商店と協力をしながら小銭の両替を行っていると伺いました。インタビューを通して寺社のキャッシュレス決済サービスを導入する実現可能性について大変多くの学びを得ることができました。

スマートシティは、世界各国に先進事例が広がりつつあり、持続可能な社会構築に寄与する今日的な課題です。経営戦略、政策策定、法制度、社会課題解決などさまざまな切り口から、国際経営学部の研究や学びと親和性が高いことから、今後も学部の特徴を活かしながら連携活動を行っていきます。