国際経営学部

国際経営学部3年の専門演習Ⅱ(担当:国松麻季)は、スマートシティ・プロジェクトの一環として、新川神社にインタビューをしました

2024年6月4日、国際経営学部の専門演習Ⅱ(担当:教授 国松麻季)は、スマートシティ調査研究プロジェクトの一環として、新川神社にオンライン訪問しインタビュー調査を行いました。

国際経営学部は、一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの賛助会員としてさまざまな活動を行っています。その一環として、専門演習Ⅱ(国松麻季担当)では、スマートシティを題材に、グループワークによる課題発見と解決策の検討を進め、7月16日はスマートシティ・インスティテュート主催のウェビナーにおいて研究発表を実施する予定です。

今回は4名の学生が、富山県富山市にある新川神社に、寺社のキャッシュレス決済サービスの導入についての見解についてインタビュー調査を行いました。

インタビューでは、J-Coin PayなどのQRコード決済サービスを導入している新川神社に、キャッシュレス決済サービスを導入するメリット・デメリットについて、賽銭・授与料で発生する入金手数料の解決策についてお話していただきました。新川神社では伝統文化形成道場や田んぼ学校といった神道の精神・文化を伝える独自のイベントを行っています。新川神社は雅楽や日本的歴史文化を知りたいという要望に応える形で事業を展開していきました。展開する事業に関して、「人が望むことを提供する」が成功に必要な要素だとお話しいただきました。そして、今日ではキャッシュレス決済サービスの導入やSNS運用など、文化の継承を行いながら変わりゆく時代と参拝客のニーズにあわせたチャレンジを行っていると伺いました。インタビューを通して寺社のキャッシュレス決済サービスを導入する実現可能性について大変多くの学びを得ることができました。

スマートシティは、世界各国に先進事例が広がりつつあり、持続可能な社会構築に寄与する今日的な課題です。経営戦略、政策策定、法制度、社会課題解決などさまざまな切り口から、国際経営学部の研究や学びと親和性が高いことから、今後も学部の特徴を活かしながら連携活動を行っていきます。