国際経営学部

国際経営学部3年の専門演習Ⅱ(担当:国松麻季)は、スマートシティ・プロジェクトの一環として、奈良市観光経済部観光戦略課にインタビューをしました

2024年6月11日、国際経営学部の専門演習Ⅱ(担当:教授 国松麻季)は、スマートシティ調査研究プロジェクトの一環として、奈良市観光経済部観光戦略課を訪問しインタビュー調査を行いました。

国際経営学部は、一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの賛助会員としてさまざまな活動を行っています。その一環として、専門演習Ⅱ(国松麻季担当)では、スマートシティを題材に、グループワークによる課題発見と解決策の検討を進め、7月16日はスマートシティ・インスティテュート主催のウェビナーにおいて研究発表を実施する予定です。

今回は4名の学生が、奈良市役所に、寺社のキャッシュレス決済サービスの導入についての見解についてインタビュー調査を行いました。奈良市役所では、観光アプリケーション「SHIKA no ASHIATO」を運用してマーケティングに活用し、奈良市の経済の活性化を行っています。インタビューでは、行政の視点からの神社仏閣のキャッシュレス導入について、先述したアプリケーションの「SHIKA no ASHIATO」の展望についてお話していただきました。奈良市でのキャッシュレス決済は、2019〜2020年の新型コロナウイルス禍を経て、導入店舗・利用者数ともに増加しており、行政主体のキャッシュレス決済アプリケーションについては、企業と連携することで実現するのではないかと見解を伺いました。インタビューを通して行政のキャッシュレス導入政策・観光戦略について、行政と寺社の繋がりについて大変多くの学びを得ることができました。

スマートシティは、世界各国に先進事例が広がりつつあり、持続可能な社会構築に寄与する今日的な課題です。経営戦略、政策策定、法制度、社会課題解決などさまざまな切り口から、国際経営学部の研究や学びと親和性が高いことから、今後も学部の特徴を活かしながら連携活動を行っていきます。