学部・大学院・専門職大学院

カリキュラム概要

文学部13専攻と異なり、独自の専門科目はごく少数なのがこのプログラムの特徴です。その代わり、13専攻では総合教育科目群に位置づけられる科目群がプログラム科目群(=専攻科目群)と呼ばれ、専門科目に準じた扱いとなります。
カリキュラム表の詳細については、必ず「カリキュラム(全体)」をご参照ください。

社会文化系(プログラム科目群)

基礎演習科目

学びのパスポートでは、基礎演習科目として「学びの基礎演習」が1-2年次必修科目として設置されています。「学びの基礎演習」という授業では、1年次は社会文化系とスポーツ文化系が一緒に授業を行い、2年次からは系統別に分かれて授業を行います。

学びの基礎演習(1)A 【1年次配当】

1年次前期は、大学での学びにおける基礎的な学習方法や考え方を身につけます。勉学に必要な大学内の施設の使い方に関して学ぶと同時に、グループワークを通じて、他の人の言うことに耳を傾け、自分の意見を表現する練習を行います。

学びの基礎演習(1)B/文学部の基礎 【1年次配当】

1年次後期は、あるテーマに基づき13専攻から各1名の教員が出てそれぞれの学問的立場から論じる授業を行います。同じテーマであっても、学問分野ごとに多様なアプローチの仕方があることを学ぶ機会となります。
特集記事はこちら:(特集)文学部の新授業:文学部の基礎/学びの基礎演習(1)B(1.9MB)

学びの基礎演習(2)A 【2年次配当】

2年次前期は、個人もしくはグループごとに選出したテーマについて、各々が情報を収集・整理し、報告するサイクルを繰り返していくことで、情報の収集から報告に至るまでのアカデミックスキル習得を目指します。

学びの基礎演習(2)B 【2年次配当】

2年次後期は、前期の学修成果をふまえ、グループごとに調査し、ポスター発表を行います。さまざまな考え方をつなぎ、自分自身で課題を見つけ、それに対する回答を得ることを目的としています。

選択科目

卒業論文/卒業課題研究 【4年次配当】

4年次には「卒業論文」もしくは「卒業課題研究」のどちらかに必ず取り組みます。「卒業論文」は8単位、卒業課題研究は4単位となり、それぞれ求められる文字数等に違いがあります。
学びのパスポートでは、自身の研究テーマについて、文学部の中で学問的に専門的な指導・評価が可能な教員に指導を受けられる場合は「卒業論文」の執筆が可能です。文字数や形式は指導教員ごとに異なります。
「卒業課題研究」は、学びのパスポート担当教員の専門分野の場合はその教員から指導を受け、それ以外の場合は文学部の専任教員のうち指導に適した教員から助言を受けながら、学びのパスポート担当教員をアドバイザーとして進め方・書き方の指導を受けます。
4年次後期には、「卒業論文」もしくは「卒業課題研究」の成果を全学生がポスター発表します。

入門科目  【1-2年次配当】

1-2年次には9科目ある入門科目から4科目8単位以上を履修します。「哲学」「世界文学」「数学」「歴史」「政治」「経済」「法学」「社会」「心理」などの多様な切口から、人間と社会の営み全体を眺望するような講義が用意されています。自分がこれから学んでいく学問以外でも、それぞれの学問が、人間と社会の構造や意味を「識る」ためにどのような試みをしているのか、「門をたたいて」いただくための科目として設定されています。

専攻推薦科目 【1-2年次配当】

学びのパスポートの学生のために13専攻から4単位(1or2科目)ずつ挙げられている基礎科目から8単位(3or4科目)以上履修します。この中には自専攻以外の学生には非開放であり、学びのパスポートの学生に特別に開かれている科目も含まれています。情報検索能力や論理的思考を身につけ、自分なりの学問基礎を作ります。

後期教養科目 【3-4年次配当】

後期教養科目のうち「後期教養演習」「原書講読」、「専門演習」から4科目8単位が選択必修となります。「後期教養演習」は、1-2年次(前期)から発展し、3-4年次(後期)の一定の知識をもつ学生が集まっておこなう教養演習です。選択した演習でテーマとしている内容に、専門的または多角的にアプローチします。「原書講読」では、ミュージアムに関する世界の最新の動向を把握するため、ミュージアムのウェブサイトや新聞記事などの資料を英語で読み解き、研究や調査に必要な情報を正確に分析する力を身につけます。13専攻やスポーツ文化系のゼミについても、担当教員が受け入れ可能であれば履修することができます。
そのほか後期教養科目のうち、演習以外の講義系の7科目の中から2科目4単位が選択必修となります。そのいずれもが13専攻の学びの枠を超えた、統合的ないし発展的な授業内容となっています。

その他のプログラム科目群

哲学・思想、法律・政治・経済、文化・芸術、自然科学、プログラム言語、言語学、人類学・民俗学、社会問題、地理・歴史、スポーツ文化、といった系統の科目が用意されています。これらの科目群は、いくつかの専攻の学問を統合・発展させる科目、教育職員免許資格、学芸員資格を始めとした各種資格を取得するうえで必要な科目、13専攻とは異なる学問分野の科目などがあります。プログラム科目全体で68単位以上の履修が必要ですので、これらの科目も活用して、学びの幅を広げ奥行きを深めていってください。

スポーツ文化系(プログラム科目群)

基礎演習科目

学びのパスポートでは、基礎演習科目として「学びの基礎演習」が1-2年次必修科目として設置されています。「学びの基礎演習」という授業では、1年次は社会文化系とスポーツ文化系が一緒に授業を行い、2年次からは系統別に分かれて授業を行います。

学びの基礎演習(1)A 【1年次配当】

1年次前期は、大学での学びにおける基礎的な学習方法や考え方を身につけます。勉学に必要な大学内の施設の使い方に関して学ぶと同時に、グループワークを通じて、他の人の言うことに耳を傾け、自分の意見を表現する練習を行います。

学びの基礎演習(1)B/文学部の基礎 【1年次配当】

1年次後期は、あるテーマに基づき13専攻から各1名の教員が出てそれぞれの学問的立場から論じる授業を行います。同じテーマであっても、学問分野ごとに多様なアプローチの仕方があることを学ぶ機会となります。
特集記事はこちら:(特集)文学部の新授業:文学部の基礎/学びの基礎演習(1)B(1.9MB)

学びの基礎演習(2)A 【2年次配当】

2年次前期の基礎演習は、3年次から始まる専門演習への導入としての位置づけとなっており、スポーツにまつわる多様な論点の中から、個人もしくはグループ毎に選出したテーマについて、各々が情報を収集・整理し、報告するサイクルを繰り返します。そうしたサイクルを通じて、情報の収集から報告に至るまでのアカデミックスキルを習得するとともに、スポーツにかかわる諸論点についての理解を深め、3年次以降の専門演習に繋げていきます。

学びの基礎演習(2)B 【2年次配当】

2年次後期は、運動が心身の健康に及ぼす影響やスポーツが有する多面的な価値について理解し、人々が健康的で文化的な生活を営むための施策として役立てることを構想します。1年次「スポーツ科学概論」を発展させ、3年次「専門演習」への導入とする内容として位置づけられています。

必修科目

スポーツ科学概論(1) 【1年次配当】

導入基礎科目としての位置づけとなっており、13専攻の学生が履修する「スポーツ科学概論」とは別に、学びのパスポートスポーツ文化系の学生向けに独自の科目内容が用意されています。前期は運動が心身の健康に及ぼす影響やスポーツが有する多面的な価値について理解し、社会や学校で行われるスポーツ行事の在り方について再考します。

スポーツ科学概論(2) 【1年次配当】

導入基礎科目としての位置づけとなっており、13専攻が履修する「スポーツ科学概論」とは別に、独自の科目内容が用意されています。後期は運動が心身の健康に及ぼす影響やスポーツが有する多面的な価値について理解し、身体活動やトレーニングに必要な基礎的知識を身につけます。

専門演習(1)A 【3年次配当】
専門演習(1)B 【3年次配当】
専門演習(2)A 【4年次配当】
専門演習(2)B 【4年次配当】

スポーツ文化に係る学びの集大成として、「卒業論文」あるいは「卒業課題研究」を作成するための専門的な知識および技能を身につけます。「スポーツ社会・文化を学ぶ」「スポーツ指導を学ぶ」「アウトドアスポーツを(で)学ぶ」の3つの中から選び、各自がそれぞれの研究テーマを追求するとともに、ゼミの中で考えを深めていきます。

選択科目

卒業論文/卒業課題研究 【4年次配当】

4年次には、原則として「専門演習」を担当している教員のもとで、「卒業論文」もしくは「卒業課題研究」のどちらかに必ず取り組みます。「卒業論文」は8単位、卒業課題研究は4単位となり、それぞれ求められる文字数等に違いがあります。
13専攻のゼミについても、担当教員が受け入れ可能であれば履修することができます。
後期には、「卒業論文」もしくは「卒業課題研究」の成果を全学生がポスター発表します。

スポーツ文化 【1-4年次配当(一部の科目は2-4年次配当)】

1-4年次配当の22科目(3科目のみ2-4年次配当)から、4年間かけて13科目26単位が選択必修となります。スポーツに関係する多彩な科目が開設されておりますので、学びの順番や方向性を意識して履修するようにしてください。

専攻推薦科目 【1-2年次配当】

学びのパスポートの学生のために13専攻から4単位(1or2科目)ずつ挙げられている基礎科目から4単位(1or2科目)以上履修します。この中には自専攻以外の学生には非開放であり、学びのパスポートの学生に特別に開かれている科目も含まれています。情報検索能力や論理的思考を身につけ、自分なりの学問基礎を作ります。

その他のプログラム科目群

哲学・思想、法律・政治・経済、文化・芸術、自然科学、プログラム言語、言語学、人類学・民俗学、社会問題、地理・歴史、といった系統の科目が用意されています。これらの科目群は、いくつかの専攻の学問を統合・発展させる科目、教育職員免許資格、学芸員資格を始めとした各種資格を取得するうえで必要な科目、13専攻とは異なる学問分野の科目などがあります。このほか、多様な切口から、人間と社会の営み全体を眺望する「入門科目」や3年次以上の学生が対象となる発展的な「後期教養科目」なども履修可能です。プログラム科目全体で68単位以上の履修が必要ですので、これらの科目も活用して、学びの幅を広げ奥行きを深めていってください。