スポーツ振興

パリ五輪日本代表内定の今村駿介さん(自転車競技)、江村美咲さん、上野優佳さん(フェンシング)の激励会開催

多摩キャンパスに来校された今村駿介選手 所属:TEAM BRIDGESTONE Cycling (写真提供:中大広報室)

6月17日(月)、パリ五輪日本代表に内定した自転車競技の今村駿介さん(2020年法学部卒 所属:TEAM BRIDGESTONE Cycling)、フェンシング女子サーブルの江村美咲さん(2021年法学部卒 所属:立飛ホールディングス)、同じく女子フルーレの上野優佳さん(2024年法学部卒 所属:エア・ウォーター)が多摩キャンパス1号館を訪問され、内定報告とともに大学役員による激励会が行われました。

【大村理事長挨拶】
現在、本学関係者で10名の内定の方がおられるとのこと、大変うれしく思っています。皆さんは、さらに上を目指されているとは思いますが、楽しみながら悔いの残らないよう頑張ってください。

【河合学長挨拶】
世界を舞台に戦っている皆さんにとっても五輪というのは特別な存在だと思います。普段通りとはいかないかもしれませんが、パリを楽しんできてください。応援しています。

【今村選手からのメッセージ】

在学中から様々な形でご支援いただきありがとうございます。東京五輪は残念ながら出場できず悔しかったですが、初めての五輪は、怪我をしないように、実力を発揮できるように、頑張ります。

江村美咲選手 所属:立飛ホールディングス (写真提供:中大広報室)

【江村選手からのメッセージ】

2回目の五輪になりますが、コロナ禍の開催だった東京大会は無観客などイレギュラーなことも多く、今回が初めてのことも多いかもしれません。世界選手権は2連覇できたのですが、まだまだ未熟なところもあるので、チャレンジャーとして楽しみたいと思います。お世話になった方々にいい結果を報告できるようにしたいです。

 

上野優佳選手 所属:エア・ウォーター (写真提供:中大広報室)

【上野選手からのメッセージ】
2回連続で五輪出場できてホッとしています。東京五輪ではメダルを目指していましたが6位入賞で悔しい思いをしました。パリでは個人戦、団体戦ともに怪我なく戦い抜いて、皆さんに最高の結果をお届けできるよう頑張ります。応援の程よろしくお願いいたします。

オンラインで参加された江村選手と上野選手(写真提供:中大広報室)

【選手と役員の懇談】

Q:自転車競技・フェンシングともに、フランスのナショナルスポーツと言えると思うが、皆さんの想いは?

今村選手:フランスでは自転車競技の人気が高く、2年前の世界選手権で経験した、鳥肌が立つくらいの地鳴りのような応援を楽しみにしています。


江村選手:フェンシング発祥地の一つなのですが、フランスでの国際試合は熱気と特別な雰囲気があります。また、今回は100年前のパリ万博が行われたグランパレが試合会場となり、歴史に残る大会になると思うのでとても楽しみです。


上野選手:本場での試合、しかもグランパレでの試合は一生に一度だと思うので楽しみです。アウェーなので日本から来てくださる方の応援も楽しみにしています。

 

役員からの質問に答える江村選手(写真提供:中大広報室)

Q:今村選手は生体工学に興味があるとのことですが?

今村選手:自転車競技にとって風は敵なんです。チームパシュートは正に空気抵抗との闘いなので、人体の機能をどう使えば勝てるのか、各国ともに資金と技術の粋を集め、科学的データも駆使しての戦いとなっています。

Q:フェンシングの楽しみ方・見どころは?

上野選手:フルーレ・サーブルは攻撃権がありますが、剣を叩いたりすると攻撃権が変わるので注目して見て欲しいです。
江村選手:サーブルは「突き」の他に「切る」ことも可能で、1秒以内にポイントが決まることもあるスピーディーな試合展開や、そのダイナミックな迫力ある動作が特徴です。

Q:江村さんの髪の色は注目されていますが、何色でパリに挑みますか?

江村選手:髪色は、実は気分次第ですが、五輪前にもう一度美容院に行くので、その時の気分で決めます(笑)

 

【石井スポーツ振興・強化推進室長 閉会の辞】
国の名誉や母校の名誉を背負うなど、気負うことも大事なのかもしれませんが、それよりも皆さんにとって良い想い出となるような大会にしていただけたらと思います。頑張ってください、応援しています。

 

諦めずに努力を重ねて代表内定となった今村選手。
世界選手権2連覇の世界女王。江村選手。
冷静かつダイナミックな攻撃で日本のエースに成長した上野選手。

2024パリに挑む若い白門アスリートに熱いご声援をお願いいたします。

One Chuo
想いは ひとつ。