人文科学研究所

ケンブリッジ言語科学学際研究センターとの共催によるハイブリッドセミナーを開催いたしました

2024年05月21日

University of Cambridge photo by Cajeo Zhang on Unsplash

本研究所とケンブリッジ大学ケンブリッジ言語科学学際研究センターとの共催で、ハイブリッドセミナー「Chuo Research Seminar: Research Based on Experiments with Artificial Languages」を開催(英国現地時間 2024年3月15日14:00ー18:00)いたしました。

本セミナーでは、第二言語学習のシステム探求の人工言語利用に関するケンブリッジ言語科学学際研究センターとの共同研究の成果が紹介されました。両大学から、約40名の言語科学者が参加し、発表者との間で盛んな討論も行われました。

本セミナーに関する詳細な内容につきましては、ケンブリッジ言語科学学際研究センターのホームページ紹介されています。

 

中央大学・ケンブリッジ大学共同研究メンバー

福田純也(中央大学理工学部准教授、研究代表者)
若林茂則(中央大学文学部教授)
ジョン・マシューズ(中央大学文学部教授)
木村崇是(宇都宮大学助教、中央大学大学院文学研究科博士課程修了、博士)
John Williams (ケンブリッジ大学教授)
Boping Yuan(ケンブリッジ大学名誉教授) 
Yuyan Xue(ケンブリッジ大学大学院博士課程学生)  

招待講演者

Jennifer Culbertson(エディンバラ大学教授)
Patrick Rebuschat(ランカスター大学教授)

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中央大学人文科学研究所(以下、中央大学人文研)は、日本の研究機関として初めて、ケンブリッジ大学ケンブリッジ言語科学学際研究センター(以下、ケンブリッジ言語科学センター)と2020年に機関間協定を締結しております。
 

■ケンブリッジ大学ケンブリッジ言語科学学際研究センター
ケンブリッジ言語科学センターは、ケンブリッジ市に所在する。ケンブリッジ大学の戦略的研究イニシアチブ(SRI)として2011年7月に新設され、学部等の枠を超えた共同研究を推進してきた。このイニシアチブが十分に機能したことから、2017年10月にケンブリッジ大学の学際的研究センター(IRC)として承認され、現在11あるIRCの一つとして発展中である。
独自の学部・学科・専攻はなく、横断的な組織として、客員研究員制度や大学院生を研究員とする制度により、研究者養成の役割を果たしている。所属する研究員は、約250名にのぼり、研究分野は、人文学、社会科学、生物化学、医学、コンピュータ科学、理工学等、多岐にわたる。言語研究に関連する大規模な学際的な研究課題に対処するために、ケンブリッジ大学の研究者だけでなく、他の世界をリードする研究機関と連携し、研究のコラボレーションや分野間の情報共有を目的としたネットワークを構築している。


Interdisciplinary Research Centres

Cambridge Language Sciences Interdisciplinary Research Centre