研究

理工学部助教 李 恒:令和5年度 手島精一記念研究賞を受賞

 本学理工学部電気電子情報通信工学科助教 李 恒が、「令和5年度 手島精一記念研究賞」を受賞しました。
 受賞の詳細は下記の通りです。

〇受賞内容
  受賞名称:令和5年度 手島精一記念研究賞
  主催団体:東京工業大学
  受賞題目:
   A study on photo-thermoelectric sensor array sheets and three-dimensional non-destructive inspection applications
  受 賞 者:李 恒(電気電子情報通信工学科 助教)
  受 賞 日:2024年3月19日

〇 本賞について
 手島精一 先生は、明治~大正時代にかけて日本の工業化および工業教育の進展のために多大な貢献をなされました。手島 先生の功績を永遠に記念するため、当時の政界、財界、教育界の多数の諸名士の賛同を得て、1917(大正6)年に財団法人手島工業教育資金団が設立され、左記に合わせ本賞も同年から表彰が開始されました。令和5年度で106回目を迎え、理工学の広範な分野を対象に特に優れた業績をあげた研究者が表彰されます。李 助教の受賞領域である電気電子工学分野では毎年約1名が選出されます。
(出展:東京工業大学:http://www.rpd.titech.ac.jp/rpdiv/somu/exterior/tejima/tejima.htm

〇 コメント
 この度は栄誉ある手島精一記念研究賞にご選考いただき、身に余る光栄に存じます。運営の関係者様や選考委員の先生方に深く御礼申し上げます。「電気電子工学」は、私の研究の根幹を成す領域であります。同分野ならびに本学の研究・教育発信に微力ではございますが引き続き貢献できますよう、本賞を励みに今後も誠心誠意取り組んでまいります。これまでに取り組んできた内容の成果と今後の発展性を高く評価していただいた形になりますが、私1人では決してこの様な栄誉にあずかることはありませんでした。本学の河野 行雄先生や産業技術総合研究所の鈴木 大地博士をはじめとする長年の共同研究者の皆様方、電気電子情報通信工学科の先生方・スタッフ様をはじめ日頃から校務にてご指導いただいております理工学部の皆様方に厚く感謝申し上げます。そして、日々、失敗や困難が続いても粘り強く創意工夫を重ねながら強い当事者意識でしっかりと研究を支えてくださっている当グループの皆様方(学生さん、技術支援員様、事務支援員様)、また最大の支えである家族に心より感謝申し上げます。